初めてアクアリウムに挑戦しようと考えた場合、やはり気になるのは「全部でいくらかかるのか?」という事でしょう。
実際、細々したものも含めると道具の数だけでも結構な数になりますので、事前に計算するのは難しいでしょう。
そこで、ここでは我が家の水槽ごとに合計いくらかかったのかをご紹介していきたいと思います。
30cm水槽にかかった合計金額
まずは、我が家の3つの水槽のうち、30cm水槽にかかった合計金額についてご紹介しましょう。
現状この水槽の立ち上げのために用いた道具や生体は、以下の通りです。
ジェックス グラステリア300 6点セット フィルター付 | 2,693円 |
ジェックス クリアLED リーフグロー | 3,594円 |
テトラ (Tetra) テトラ 26℃セットヒターJ 200W | 2,022円 |
水温計(100均) | 100円 |
ジェックス ピュアソイル ブラック 2kg | 553円 |
ジェックス サイクル 120ml | 682円 |
カルキ抜き(100均) | 100円 |
(水草)ニューラージパールグラス本州・四国限定[生体] | 1,000円 |
アルテナンテラレインキー(水草) | 980円 |
無名(水草) | 389円 |
生体12匹(カージナルテトラ ・グッピーetc) | 1,520円 |
レイアウト用品 | 700円 |
掃除用品(バケツ・コケ取りブラシetc) | 957円 |
合計 | 15,290円 |
30cm水槽にしては安め
私の30cm水槽では上記の様に合計で15,290円で立ち上げ&管理する事が出来ている状態です。
一般的に30cm水槽には2〜3万円かかると言われる事が多いのですが、私の場合は安価で手に入れられるもの(水温計やカルキ抜きなど)は、全て100均などで揃える様にしていたので、細々したところで節約する事ができています。
また、生体自体も高くても1匹300円以下の生体だけを選んでいますので、金額が膨れる事がありませんでした。
そして、何と言っても水槽・濾過フィルター・餌がセットになっている安価な水槽セットを購入できた事が、一番コストを抑える事ができた要因と言えるでしょう^^
もっと節約できる
我が家の30cm水槽はかなり平均値よりも安い金額で立ち上げる事が出来ていますが、工夫をすればもっと安く揃える事が可能となります。
例えば、生体の中には1匹80円で購入したミナミヌマエビが含まれているのですが、実は最近見つけたのですがジモティーで超破格でミナミヌマエビが取引されているのです。
私もこれを知ってミナミヌマエビ 15匹を300円で購入する事ができましたので、ホームセンターで販売されていた価格の1/4で入手する事ができたのです(汗)
他にも貝類や熱帯魚の稚魚なども取引されていますので、近隣で該当する出品があれば生体にかかる費用をぐんと抑える事ができるでしょう。
15cmのベタ水槽にかかった金額
続いては、15cm水槽で飼っているベタ水槽にかかった総額についてご紹介しておきましょう!
ベタの飼育には、水槽も小さい事もあり非常にシンプルで必要となる道具も少ないため、以下の通りかなり安く抑える事ができました。
寿工芸 クリスタルキューブ 150H/B | 1,286円 |
ジェックス クリアLED リーフグロー | 3,594円 |
水温計(100均) | 100円 |
カルキ抜き(100均) | 100円 |
ベタフード20g | 602円 |
エヴァリス プリセット オートヒーター 10 | 1,806円 |
テトラ (Tetra) マイクロフィルター | 813円 |
水作 ベタのおやすみリーフ | 332円 |
生体(ベタ) | 980円 |
合計 | 9,613円 |
照明は1,000円台でも可能
こちらのベタ水槽はソイルや水草などがなくても、問題なく飼育する事ができる&掃除が簡単になるという理由で購入はしていません。
そのため、ライトには30cm水槽と同じように水草の育成向けの照明を購入しています。
が、水草のない水槽にする場合は、ここまでしっかりとした光量を確保する必要はないので、1,000円台で購入できる照明でも問題ありません。
なので、その分を加味すると全部で7,000円前後で揃えることも可能となってきます。
ベタ自体はピンキリ
私の場合は、ホームセンターの夏の大入荷の時期をねらってベタを購入したので、生体代金としては980円となっています。
なので、この金額自体は参考にしていただいて大丈夫なのですが、これがベタのスタンダードな金額とは言い切れないものですので、その点だけは注意が必要となります。
というのも、ベタはショーが開催されるほど奥が深いものですので、ベタの専門店レベルになってくると1匹1万円近くする個体もあるのです。
逆に店によっては500円で購入できる個体もいますので、「ベタの値段はバラバラだ」という事は念頭に置いていただければと思います。
15cmのミナミヌマエビ水槽にかかった金額
最後にご紹介する水槽は、前述のベタ水槽内に導入している取り出しが簡単にできる水草の掃除用にと設置したミナミヌマエビ専用の水槽となります。
今後、何か生体を入れる可能性はあります。
寿工芸 クリスタルキューブ 150H/B | 1,286円 |
ソイル | 0円(余り) |
水草 | 0円(余り) |
餌 | 0円(コケは自然発生) |
生体(ミナミヌマエビ 15匹) | 300円 |
合計 | 1,586円 |
なので、店舗で購入するともう少し高くなるので、その点はご注意ください。
基本水槽だけで大丈夫
このミナミヌマエビは水槽の掃除屋という役割を果たしてくれる生体ですので、基本的に餌やりは不要です。
更に日本の川にも生息している生体ですので、越冬も出来る事から寒さにも強くヒーターの設置も不要なのです。
水質に関しても、自らコケ掃除などを行ってくれますので、他の水槽に使っているバクテリア溶液を添加していれば過剰に気にする事はなく、フィルターの設置は不要なのです。もちろん、代わりに1ヶ月に1回程度の頻度で全体の1/3程の量の水換えは必要になります。
自然光だけでも大丈夫
次に照明に関してですが、自然光が入る場所に水槽を設置していれば、特別照明を用意する必要もありません。
もちろん照明を用意できればそれに越した事はありませんが、この水槽は鑑賞目的の水槽ではないので、水草が適度に光合成できるだけの光量があれば大丈夫ですので、日のあたる場所に設置できるのであれば照明は不要です。
ちなみに、我が家ではベタ水槽の照明の照射エリアに余りのスペースがありましたので、横に並べて一緒に照明を当てれる角度に調整しています^^
アクアリウムは意外と安く始められる
以上が、実際に我が家のアクアリウム水槽で必要になった道具の一覧と、それにかかった金額・合計トータル料金となります。
30cm水槽 | 15cmベタ水槽 | 15cmエビ水槽 |
15,920円 | 9,613円 | 1,586円 |
もし、アクアリウム初心者の方で本格的なものではなく、ベタ水槽の様なコンパクトでありながらオシャレな水景を楽しめる程度のアクアリウムを希望されている場合は、上記の様にベタ個体も含めて1万円以下で揃える事が可能でしょう。
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