水槽内のレイアウトに欠かせない存在である水草ですが、今回はその中でも管理が簡単で、尚且つ水槽の印象を一気に良くする事ができるニューラージパールグラスについて紹介しようと思います。
実際にメリットの多いこの水草は、我が家の水槽にも導入していますので、実例も交えてご紹介しようと思います。
スポンサーリンク
ニューラージパールグラスの特徴
それでは、まずはニューラージパールグラスの特徴について紹介していきたいと思います。
緑の絨毯になる
このニューラージパールグラスの最大の特徴というと、成長する際に高さが増えるのではなく根がランナーの様に伸びて平面に(横方向に)成長してくれる点にあります。
その為、地面に等間隔に植える事で、数ヶ月後には綺麗な緑の絨毯を完成させる事が可能となるのです。
しかも、ニューラージパールグラスの緑色の発色は他の水草よりも鮮やかな緑色ですので、非常に美しい水景に仕上げる事ができるのです。
CO2や肥料がなくても成長できる
このニューラージパールグラスの2つ目の特徴としては、成長に必要な条件が少なくて済むというポイントがあります。
実際に我が家のニューラージパールグラスを導入している水槽でも言える事ですが、水草の光合成を促進させるためのCO2や肥料を添加していない環境下でも、問題なく成長する事ができる水草なのです。
ただし、光合成に必要な照明には気を使う必要がありますので、その点だけ注意しましょう!
手入れが簡単
多くの水草の場合は、成長するに従い縦に伸びる傾向にありますので、水面以上に伸びてしまった場合はお手入れとしてトリミングが必要になります。
しかし、このニューラージパールグラスに関しては前述の通り横に伸びて縦には伸びない特徴がありますので、手入れの為にハサミを入れる機会は極端に少ないのです。
むしろ成長すればするほど密度が濃くなっていきますので、それだけ綺麗な緑で埋め尽くさせる事になるのです。
https://twitter.com/yoshiakua/status/1174937167384084481
ニューラージパールグラスを購入できる場所
上記の様な特徴を持っているニューラージパールグラスは、水槽に導入する際にはメリットだらけの水草ですので、結構人気の高い部類に入ります。
が、このニューラージパールグラスの購入に関しては、実は場合によっては難しいのです。
というのも、熱帯魚を販売しているお店で水草を販売されている店舗であっても、ニューラージパールグラスを置いていないケースが多いのです。
ニューラージパールグラスは基本ケース販売
このニューラージパールグラスは前述の通り高さがでない植物ですので、基本的には小さなカップに入った状態で販売されています。
なので、水槽に植えられている状態の水草しか販売していない店では、基本的にニューラージパールグラスは入手できないのです。
水草カップを販売している店舗でも注意
この水草のカップ販売をしている店舗自体はそこそこありますので、ニューラージパールグラスを入手できる可能性も低くはありません。
が、このカップで販売されている水草は、なにもニューラージパールグラスだけでは無いのです。
他にもショートヘアーグラスやグロッソスティグマ、赤系水草などかなり多くの種類が販売されていますので、ニューラージパールグラスだけ在庫がないという可能性も十分に考えられるのです。
オンライン注文が一番手取り早い
この事から、贔屓にしている店舗や仲の良いスタッフさんがいない限りは、ニューラージパールグラスはオンラインで購入した方が一番手取り早いという事が言えるでしょう。
正直、2ヶ月経っても他の水草の種類のカップが売れるまで新しく発注しない店舗がほとんどですので、待つだけ無駄になってしまう事でしょう。
ニューラージパールグラスの注意点
この様に、入手に少しだけ難のあるニューラージパールグラスではありますが、それを差し引いてもかなりのメリットがある事から、是非とも導入をオススメしたい所ですが、この水草には2点ほど注意点があるのです。
もし、水槽にニューラージパールグラスの導入を検討されている方がいらっしゃいましたら、是非ともこのポイントには注意していただければと思います。
苔が生えると見栄えが一気に悪くなる
まず一つ目の注意点としては、ニューラージパールグラスに苔が付着してしまった場合です。
ニューラージパールグラスも水草ですので、当然ながら苔が付着する事があるのですが、ニューラージパールグラスに苔が付着してしまうと一気に景観が損なわれてしまうのです。
なので、もし少しでも苔が発生し始めた場合は、ミナミヌマエビを導入して苔掃除を行ってもらいましょう!
ヤマトヌマエビの方が苔掃除能力は高いですが、その分力が強いのでニューラージパールグラスごと引っこ抜いてしまう可能性があります。
植栽が少し難しい
2つ目の注意点は、ニューラージパールグラスの植栽が少し難しい点にあります。
一般的な水草の場合は縦に長いので、そのままズッポリとソイル(土)に突き刺してしまえば問題ないのですが、ニューラージパールグラスの場合は高さのない水草になりますので、律儀に根の部分だけをソイルに挿しても浮力で浮いてきてしまうのです。
なので、ニューラージパールグラスの植栽に関しては、葉の部分も少しソイルに埋まる位まで深めに植える様にしましょう。
ポイント
ニューラージパールグラスの成長を早めるためには、出来るだけ細かく株分けして等間隔に点在する様に植えてあげると、緑の絨毯の完成までの日数を短縮する事ができます。
ニューラージパールグラスはオススメの水草!
以上がニューラージパールグラスの特徴やその他諸々の情報となります。
少し注意点はあるものの、やはりニューラージパールグラスを水槽内に植える事にはメリットが多いので、個人的にはオススメできる水草となっています。
その⑥
あとは霧吹きしまくってサランラップで完全密封して、水草育成用の強いLEDライトで1日10時間くらい照射してればOK。
数日に1回霧吹きするだけでニューラージパールグラスがぐんぐん成長する予定です。2、3、4枚目はネットで拾ったニューラージパールグラスの水槽です。
色鮮やか。おわり。 pic.twitter.com/ISFYVZeO48
— しゅん@丸眼デルソル乗り (@mf08shun) August 17, 2019
もし、良い感じの水草をお探しであれば、是非ともニューラージパールグラスに挑戦してみてはいかがでしょうか?^^