熱帯魚などの飼育水槽に使う事ができる外部フィルターのほとんどは、大型水槽向けのものがほとんどです。
しかし、実は小型水槽向けの外部フィルターも存在しており、我が家の小型水槽にも導入することにしました。
そこで今回は、小型水槽で使える外部フィルターを2種類ほどご紹介しようと思います。
小型水槽にも使える外部フィルター
それでは早速、小型水槽でも利用できる外部フィルターをご紹介しようと思います。
ここで紹介する2つの外部フィルターは実際に「我が家の水槽(30cm)に使えるものを」と探して見つけた物となりますので、レビューや動作なども細かくチェックしました。
なので、基本的に間違いないと言えるレベルの品質だと思われます。
そんな2つの外部フィルターですが、以下の2商品が該当するものとなります。
小型水槽でも利用できる外部フィルター
- スドーのエデニックシェルトV3
- GEXのメガパワー2045
後者のGEXに関ししてはアクアリストのほとんどの方がご存知のメーカーだと思いますが、前者のスドーに関しては恥ずかしながら今回初めて聞く名前でした(汗)
外部フィルターを設置する価値とは?
そもそもの話、「小型水槽に外部フィルターを設置するメリットはあるの?」と思われる方も少なからずいるかと思いますので、まずはその点について簡単に触れておきましょう。
まず一つめのメリットは、なんと言っても水槽の外部にフィルターの本体を設置する事が出来る事から、水槽内のスペースを確保して魚達が遊泳できるスペースを確保できるという点にあります。また、これに付随して水槽内に設置されている機械を極限にまで減らす事で、景観を一気に綺麗にする事が可能となるのです。
2つ目のメリットとしては、やはり掃除の頻度が少なくて済むという点でしょう。外部フィルターの場合は水槽内に投げ込むタイプのフィルターと異なり半年に1回ほどの掃除で状態を保つ事が可能ですので、掃除の頻度が非常に少なくなるのです。また、外部フィルターに使われているろ材は掃除の度に捨てる必要はなく、水洗い後に再利用が可能となっていますのでコスパの面でも優れていると言えるでしょう。
それでは、ここからはそれぞれの商品の特徴などについて、もう少し具体的に見ていきましょう。
スドーのエデニックシェルトV3
まずは、スドーさんのエデニックシェルトV3についてご紹介して行こうかと思います。
ちなみに、今回私が購入を決めたのはこちらの商品で、その決め手についてもお話ししたいと思います^^
エデニックシェルトV3のメリット
まず、このエデニックシェルトV3という外部フィルターのメリットについて。
この外部フィルターのメリットは、何と言ってもモーター部分も水槽外部になりますので、もう一つの外部フィルターよりも水槽内をすっきりと見せる事が可能である点にあります。
これは特に水槽内のレイアウトや景観を重視される方には重宝される特徴と言えるでしょう。
【体験レビュー】エデニックシェルトV3を実際に購入して使ってみた感想!
小型水槽でも利用できる外部フィルターの一つにエデニックシェルトV3という商品があります。 アマゾンのレビューなどを見るといくつか気になる内容の記載がありましたので、その辺りを実際に使ってみて検証するこ ...
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エデニックシェルトV3のデメリット
反対にエデニックシェルトV3と言いますと、モーターが外部がある故に完全に稼働し切るまで少し手間がかかる点にあります。
この商品には呼水しなくても簡単に稼働・水を循環させる事ができる機能も備えていますので、格段に便利ではあります。が、それでも稼働開始時にはフィルター内部に多少の空気が混じっている状態になっていますので、この空気が排出されきるまで少し時間がかかり(我が家の場合は2分ほど)、その間は空気を噛んでいる音がずっと鳴っています。
GEXのメガパワー2045
続いては、かなり良い外部フィルターではあるものの、今回購入を見送った外部フィルターのメガパワー2045の紹介です!
前述の通り、この外部フィルターはGEXという超有名なメーカーの商品ですので、ある程度安心感のあるフィルターと言えるものでした。
メガパワー2045のメリット
それではメガパワー2045のメリットについて見ていきましょう。
このフィルターに関しては、とにかく外部フィルターの割にかなり安いという事が最大のメリットとなっています。
もちろん値段はタイミングによって上下しますので、いつでも安価という補償はありませんが、それでも私が今回購入したタイミングでは前述のスドーの外部フィルターの1/2の値段で購入できる状態にありましたので、この安さはかなりの強みとなる事でしょう。
そして、もう一つのメリットとしてはモーター部分が水槽内に入れる給水部分についているため、エデニックシェルトV3ほど稼働開始時に苦労する事なく簡単に設置&稼働を完了させる事が可能となるのです。
メガパワー2045のデメリット
続いては、メガパワー2045のデメリットについてのご紹介となりますが、私がこのフィルターを選ばなかった理由でもある内容となります。
そのデメリットとは、前述でもご紹介の通りこの外部フィルターのモーター部分が水槽内に設置するタイプになっているため、水槽内に入れる給水部分の体積がどうしても大きくなってしまう点にあります。
加えて、吸水口と排水口を更におしゃれに演出する為に用いられるリリィパイプなども、この形状では排出口にしか適用できなくなるのです。
外部フィルターに変えてから、スペース余ったから微妙にレイアウト変えよっかな〜♪ pic.twitter.com/fof1mR5SAr
— ハリー@アクアリウム (@harryaqua_jp) November 6, 2019
小型水槽でも外部フィルターでレイアウトを楽しめる!
以上が、小型水槽にも使用できる2つの外部フィルターの紹介となります。
嬉しいことに、この2つのフィルターはそれぞれ特徴が被らずにそれぞれに特性を持っている物ですので、選ぶ際に非常に決めやすい様になっています。
メガパワー2045がオススメな人
- 安さは正義だ!
- 簡単に設置したい
- パイプも純正品だけしか使わない
もし、小型水槽をお持ちで外部フィルターの導入を検討されている方がいらっしゃいましたら、この記事を参考にしていただければと思います^^