レッドテトラ

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レッドテトラ(ファイヤーテトラ)の色について。薄い赤と濃い赤の違いについて。

レッドテトラ(ファイヤーテトラ)はその赤い体色から、水草水槽などに非常に映える熱帯魚でかなり人気のあるカラシン科です。

しかし、ネット検索だけではなく店舗で販売されているレッドテトラには薄い赤のものと濃く綺麗な赤のものを見かける事があるでしょう。

恐らくほとんどの方が綺麗で濃い赤色のレッドテトラが欲しいと思われるでしょうから、ここではその違いなどについてご紹介しようと思います。

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レッドテトラとファイヤーテトラの違い

レッドテトラとファイヤーテトラは同じ熱帯魚

ここで一つ補足情報をご紹介しておこうかと思います。

その情報とはレッドテトラとファイヤーテトラが同じ種類の熱帯魚なのか、もしくは似ているが別の種類の熱帯魚なのかという点についてです。

ハリー
ハリー
というのも、私自身そこまで熱帯魚の知識がない時には、この2種の違いについては常々疑問に感じていたのです。

結論から言うと、実はレッドテトラとファイヤーテトラは同じ熱帯魚の事を指しており、単純に呼び名が2通りあるというだけなのです。

なので、「レッドテトラだから」や「ファイヤーテトラだから」と言うものはなく、生体の大きさや色の濃さに違いはないのです。

 

購入時は基本的に薄い赤

チャームで熱帯魚を購入する

さて、これでレッドテトラとファイヤーテトラが同じ種類で色の濃さにも違いがないという事が判明したのですが、そうなると更に謎が深まってしまう色の濃さの違い。

すでにレッドテトラを飼われている方のツイッターなどの画像では綺麗な濃い赤の発色をしているのに、店や通販で販売されているレッドテトラのほとんどは薄い赤色の個体が多いのは何故なのか。

ここからはその理由についてご紹介いたします。

購入時は体色が薄い

まず、販売されているレッドテトラについてですが、彼らは基本的に薄い色の個体である事がほとんどです。

その色素の薄さは遺伝も多少は関係しているでしょうが、色が薄い理由のほとんどは単純に色が濃くなる環境ではない事と、単純に赤色が色濃く発色する成長過程に至っていない事が原因でしょう。

その証拠に、レッドテトラを販売されているが、あまり売れないお店でなおかつ管理が十分に行き届いている環境の個体たちは、かなり綺麗な赤色の発色をしているのです。

なので、お店で色が薄い個体だからといって「将来的に濃い赤色にならないかも」と心配される必要はないのです。

ハリー
ハリー
この方のレッドテトラ、超綺麗ですよね(汗)

適切な飼育で濃い赤に変化する

では、薄い赤色のレッドテトラを購入した後に、濃い赤色にする為にやるべき事としては何があるのか。

それは単純明快、適切な環境下で飼い込む事です。

まず、熱帯魚はストレスでも色が抜けてしまう生体ですので、レッドテトラにとって望ましい環境にする事が最低限必要になります。

それに加えて、餌やその他の要因で更に濃い色を発現させる事ができますので、これに関しては後述でご紹介させていただきます。

 

レッドテトラを濃い赤にする方法

解決方法

それではここからが本題!

レッドテトラの体色を濃い赤色にするにはどうすれば良いのかという点について、ご紹介していこうと思います。

ハリー
ハリー
ちなみに、「ストレスを与えない」については前述ですでに紹介しているので、ここでは割愛させていただきます。

色素が出る餌を与える

まず、レッドテトラを濃い赤色にする方法として一番重要な項目としては、色素を出すために必要な栄養素を含んでいる餌を与えると言う事です。

実は熱帯魚には唯一自分たちの体内で生成する事ができない色素があり、それが赤色なのです。

なので、その色素に関しては外部からの取り込み、すなわち餌で摂取するしか方法がないのです。

その赤色の色素に必要な栄養素はアスタキサンチンという物なのですが、これに関しては普通にネオンテトラの餌にも含まれている栄養素ですので、摂取させるにあたって難しい事はないのでご安心を^^

ハリー
ハリー
アスタキサンチンは赤虫なんかにも含まれている物ですね。
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照明をしっかり当てる

2つ目の方法としては、レッドテトラ以外の熱帯魚にも共通して言える事ではありますが、しっかりと照明を当ててあげるという内容のものです。

この照明を当てるという行為は、単純に見え方が綺麗になるという意味合いだけではなく、照明を当てる事で色素の発現を促すことになるのです。

これが案外侮れない内容なのですが、実際に薄暗いところでずっと飼育されていた熱帯魚としっかりと照明が当たる環境で飼育されている熱帯魚と比較すると、他の飼育条件が一緒であっても明らかに後者の熱帯魚の方が鮮やかな体色になるのです。

ハリー
ハリー
これを機にうちもスポット系ライトを卒業させました。

こまめに水換えを行う

3つ目の方法としては、こまめな水換えを行うことです。

レッドテトラはネオンテトラと同様に、多少の水質悪化では死んだりする事はなくどちらかと言えば丈夫な熱帯魚に分類されます。

とは言え、それは死なないだけであってレッドテトラの飼育環境として望ましくないです。

なので、可能な限り水換えをしてあげる事で、より健康に育ってくれる事でしょう。

注意

とは言え、一気に大量の水換えをしてしまうと、逆に熱帯魚達にとってダメージを受けてしまう事になりますので、水換えの際には全体の1/3〜1/4の量の水換えに留める様にしましょう。

 

まとめ

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以上が、レッドテトラの体色を薄い赤から濃い赤色にする方法となります。

色の濃さは、多少なりとも遺伝が関係しているかと思われますが、それでも基本的には飼育環境次第でほとんどの個体が綺麗な濃い赤色になってくれますので、あとは飼い主さんの腕の見せ所でしょう。

レッドテトラを濃い赤色にするポイント

  • ストレスを与えない
  • アスタキサンチンを含む餌を与える
  • 照明をしっかり当てる
  • こまめな水換え

これらの項目を満遍なく適切に守って飼育していれば、1年後にはガラリと違う発色をするレッドテトラに成長している事でしょう!

 

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