熱帯魚などの通販が可能なCharm(チャーム)ですが、生体以外にも照明などの器具に加えて水草なども販売されています。
ただ、水草の通販は個人的にボロボロで状態の悪いものが送られてこないか個人的に心配してしまう部分ですので、検証も兼ねて思い切って注文してみる事に。
そこで今回は、実際にCharm(チャーム)で水草を購入してみた結果や、注文などに関する注意点などをご紹介いたします。
今回購入した水草
まずは、今回私がチャームで購入した水草から紹介しようと思います。
今回は他の記事でも紹介していますが、私の水槽がとある事がきっかけで全滅の危機に陥ってしまったので、完全にリセットする事になりました。
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その際、前景草に使うニューラージパールグラスは別で植栽していた分があったので、それを代用することにしました。
しかし後景草であるロタラ系は苔が絡まってしまっていた事もあったので、一新する事にしました。
緑と赤のセット
という事で、今回私が購入した水草はロタラ系の緑と赤のセットとなっている商品を購入する事にしました。
セット商品という事で、それぞれの色を別々に購入するよりも安く済ます事が出来ますし、この2色を水槽に植栽する事でかなり見栄えが良くなりますので、個人的に結構オススメできる水草セットとなります^^
基本は増やす方向で
そんなセット水草ですが、私の水槽は30cmですので5本5本ではまだまだスカスカの見た目になってしまいます。
なので、水槽を完成させる為には基本的にその5本ずつの水草から徐々に増やしていく必要があります。
それだけを聞くと大変そうに聞こえるかもしれませんが、ロタラ系の水草は成長が早く難易度も低い水草ですので、思っている以上のスピードで成長してくれますので、成長し切るまでそこまで時間がかかる事はないでしょう。
チャームの水草の注意点
それでは、ここからはチャームで販売されている水草に関する注意点についてご紹介いたします。
一応先に言っておくと、「注意点」という文字を見ると何だかマイナスイメージに感じてしまうかもしれませんが、今回ご紹介する内容は全然マイナスな内容ではありません。
もちろん販売ページにも記載されている内容ですので、その点はご安心ください。
基本的に水上葉が届く
チャームで販売されている水草のほとんどは、基本的に水上葉の部分が届きます。
水中葉と水上葉の違い
水草には水中葉と水上葉の部分が存在しており、その文字の通り水中葉は水中にある状態の水草で、水上葉は水面から顔を出している部分の水草のことです。
そういった生育環境が異なると、水草の見た目などにも違いが生じ、同じ品種の水草であっても水中葉に比べて水上葉の方が味気ない見た目になっている事が多いのです。
で、話を戻しますが、チャームから届く水草のほとんどは水上葉ですので、イメージしていた見た目とは異なる事が多いです。
一旦見た目が悪くなる
ただ、水上葉であっても水槽内(水中)に植栽すれば、徐々に水中という環境に順応する為によく写真などで見かける様な鮮やかな色彩の水中葉に変わっていきますので、その点は安心して大丈夫です^^
が、その過程で水上葉の葉っぱが溶けて無くなったり、弱って苔に侵食されてしまう事が多く、水中葉が生い茂るに至るまでに見た目が悪くなってしまうという欠点もあります。
ただ、逆にメリットも存在しており、1本の水上葉から何本も水中葉が芽を出してくれますので、たった5本の水上葉が20本以上の水中葉になる事もザラにあるのです^^
ちなみに、その際には植栽した水草がどんどん傾いていき、わき芽から根っこを伸ばし始めますので、ちょっと面白い水草のアーチが出来上がりますw
レイアウトが難しい
上記でご紹介のように、水上葉が徐々に傾いて水中葉をわき芽から伸ばしていきますので、一気に水草の本数が増えることになります。
これ自体は喜ばしい事なのですが、その水上葉の傾く方向などは自然に任せる事になりますので、思ってもいなかった方向に伸びてしまいレイアウトが崩れることもあります。
なので、どこかのタイミングで水上葉の根が伸びた箇所をカットして、それぞれを植栽し直す必要があるのです。
もちろん、そのまま自然に任せるという選択肢もありますが、前景草のエリアまで侵入してくる可能性もありますので、出来れば手直ししておきたいところですね。
まとめ
以上が実際にチャームで水草を買って起こった出来事や注意点などのご紹介となります。
チャームで販売されている水草のほとんどは水上葉という事で、購入して水槽に植栽してから一定期間は少し見栄えは悪くなりますが、その期間を過ぎればかなりの本数の水中葉を伸ばしてくれますので、コスパ面では相当良い買い物になるでしょう。
また、レイアウト崩れの心配もありますが、その点は根やわき芽が出た時点で手を加える事で改善する事も出来ます。
よって水上葉というデメリットはあるものの、最終的には問題なく水景を整える事ができます。