熱帯魚

グッピーの繁殖方法と注意点について!特殊な繁殖の特徴と環境による影響について

熱帯魚の中でも非常に繁殖が用意と言われているグッピー。

確かに我が家のグッピーも、購入から3週間で早速子供が生まれるという繁殖力を見せてはくれたのですが、このグッピーの繁殖にはいくつか注意点がございます。

そこで、ここではグッピーの繁殖方法やその際の注意点などについてご紹介します。

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グッピーの繁殖方法

一覧表

まずはグッピーの繁殖方法について、簡単にご紹介いたしましょう。

とはいえ、冒頭でもご紹介の通りグッピーの繁殖は非常に簡単ですので、基本的に熱帯魚が死なない環境であれば誰でも可能なレベルの難易度なのです。

グッピーの繁殖は特殊

グッピーの繁殖ですが、実は他の熱帯魚とは大きく異なる点があります。

それは卵を産むのではなく、すでに卵から孵っている状態で生まれてくるという特殊な出産方法なのです。

もちろん他の熱帯魚のほとんどは卵を産んで、それが孵って稚魚が生まれてくるという流れになります。

しかし、グッピーの場合はメスの体内で孵らせてから、体外に放流するという形態の繁殖方法となるのです。

生まれてすぐに餌を食べれる

また、生まれてくる子供はすでに熱帯魚としての性質を持っている状態ですので、特別な稚魚用の餌を用意する必要はなく、そのまま成魚が食べている餌を与えることができるのです。

もちろん、まだまだ口も小さいので、細かく指ですりつぶして与える必要はあります。

こういった点からも、グッピーの繁殖は出産から稚魚の生育までが比較的簡単なことから、「誰でも繁殖できる熱帯魚」として知られているのです。

出産は一生のうちに3回前後まで

また、グッピーの繁殖を行う際に、1匹のメスが生涯を通じて出産できる回数は基本的に3回前後と言われています。

この回数は、当然ながら環境により左右される回数ですので、早死にしてしまうような過酷な環境下では出産可能回数は下がってしまうでしょうし、逆にかなりリッチな環境であれば出産可能回数も増えることでしょう。

ハリー
ちなみにうちのグッピーさん、お腹が膨らんできたので3回目がそろそろやって来そうです。

 

グッピーの繁殖の注意点

注意

それでは、ここからはそんなグッピーの繁殖に関する注意点についてご紹介していこうと思います。

基本的に、放置状態でもどんどん子供を産んでくれるグッピーですが、実際にはいくつか障害となりうる要因がありますので、併せて覚えておきましょう。

産んだ瞬間に親魚に食われる

まず、一つ目の注意点としては、残酷な話ですが生まれた瞬間に産んだ張本人である親魚(メス)がそのまま食べてしまう事があるのです。

ハリー
生まれた瞬間を目撃できて感動した瞬間に、親魚が間髪入れず食したのを見てドン引きした覚えがあります(汗)

グッピーは前述の通り卵ではなく稚魚の状態で生まれてきます。

見た目は小さいながらもしっかりと熱帯魚の形で生まれてくるのですが、本当に生まれたての数秒間はうまく泳ぐことは出来ません。

なので、生まれたての数秒間はうまく逃げることが出来ずに、そのまま生みの親に食べられてしまうのです。

他の熱帯魚にも食べられる

前述の通り、生まれたてのグッピーは数秒間はうまく泳ぐことが出来ません。

なので、その状態の稚魚はグッピーの親だけではなく、他の熱帯魚から見ても絶好の栄養源にうつってしまうようなのです。

ハリー
実際に我が家の水槽ではカージナルテトラ(ネオンテトラのデカい版)が、生まれた瞬間の稚魚を丸のみにしてしまいました。

もちろん、グッピーオスも出産のタイミングには、いつもは旋回しないような稚魚が隠れている場所をウロウロして、完全に狙っている状態でした。

餌取り合戦に負ける

無事に出産直後の捕食の危機を乗り越えたとしても、その後の餌取り合戦に敗れてしまう可能性もあります。

というのも、多くの水槽では餌の時間は戦場になっている事がほとんどでしょう。

そんな早い者勝ちな環境では、当然ながら体の小さな稚魚では不利になりますし、不用意にその餌取り合戦の中心に行き過ぎると、そのまま自分が餌になってしまう危険もあるのです。

 

グッピー稚魚の生存率を上げる方法

ここで、我が家でも実践したグッピーの稚魚の生存率を上げる方法についてもご紹介しておきましょう!

ちなみに、この方法で1匹も落とす事なく成長させる事が出来ているので、基本的にはお勧めできる方法といえるでしょう。

稚魚専用の空間を用意

まず一番重要なのは、やはり捕食される危険から遠ざける必要があるという事です。

この危険を回避するために最も簡単な方法は、グッピーの稚魚を隔離してしまうという方法になります。

アマゾンなどで稚魚の育成専用のセパレーターが売られていますが、正直そこまでお金をかけて新しいものを購入する必要はありません。

見た目は悪いですが、私の場合は水槽の上に網をセットし、そこに稚魚を移すだけの非常に簡単なもので育てていました。

稚魚の捕まえ方

ここで問題となるのは、生まれた稚魚をどうやって捕まえるかという点です。

一番簡単な方法としては、メスの出産が始まった段階でメスだけ隔離し、その隔離場所の底面に隙間がたくさんあるようなレイアウトを置いて出産させる事です。

こうする事で生まれた稚魚はそのまま隙間に入っていくので、出産後に親魚だけ水槽に戻してあげれば親に食べられる心配はありません。

最近ではこういった隔離構造付きの出産ボックスも売られていますので、出産が平日で仕事や家事で見張れない状況の場合には活用する事が出来ます。

私の場合は、運良く土曜日の昼に出産が始まったので、この掃除用のスポイトで生まれた瞬間に吸い取って、網の中に移すという地味な作業をおこなっていました ^^;

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稚魚専用の飼育環境の完成

あとはその網の中に投入する餌を指で細かくして入れるだけで、稚魚が完全に育ってくれる環境が完成となります。

私の経験上、2週間ほどその空間で成長させてあげれば、その後はまだ小さい状態でも水槽に放流してしまっても食べられる心配はないでしょう。

ただし、同じ水槽内にグッピー成魚よりもひと回り以上大きな熱帯魚を飼われている場合は、その状態でも捕食対象になる可能性がありますので、その点はご留意ください。

ハリー
うちは一番大きくてールデンハニードワーフグラミー(4cm前後)ですので、2週間後の放流でも大丈夫でした。

 

グッピーの繁殖は計画的に

グッピー

以上が、グッピーの繁殖に関する注意点でした。

基本的に上記の内容に注意して繁殖に臨んでいただければ(放置しても勝手に繁殖しますが)、稚魚が全滅するということは避けられるでしょう。

また、もしお持ちの水槽に多くのレイアウトが配置されていたり、水草が大量に植わってある環境だった場合は、特に何もしなくてもグッピーの稚魚たちが勝手に隠れ隠れ生き延びてくれる事でしょう。

最後に、グッピーの繁殖に関して、別の意味での注意点もご紹介して終わろうと思います。

一回の交尾で何回も子供を産む

グッピーは稚魚の状態での出産という特殊な繁殖方法とご紹介しておりますが、もう一点特殊な点があります。

それは一回の交尾でオスから受け取った精子は一回の出産だけではなく、その後の出産にも利用される事があるという点です。

これは、グッピーのメスが体内に精子を留めておける構造になっているため、1回の交尾だけでも複数回の出産が可能となっているのです。

なので、増えすぎ防止の為に1回目の出産以降はメスをオスと別の水槽で飼っていたとしても、いつの間にか妊娠・出産を行なってしまうのです。

メスの気性が荒くなる事も

また、グッピーでは基本的にオスがメスを追いかける事が多くなる種類なのですが、出産が近づいてくると近づいてくるオスをメスが攻撃して追い払う事が多くなるのです。

酷い場合(うちの場合)は、結構離れた位置にいるオスであっても目に入った瞬間に猛突進を食らわせにいくというかなりの荒れっぷりを見せる場合もあるのです。

ハリー
おかげで、ウチのグッピーオスのヒレはボロボロになってしまいました(汗)

なので、繁殖をさせる事で水槽内で(一方的な)喧嘩が多発してしまう可能性があることは、覚悟しておきましょう。

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