ミナミヌマエビ

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ミナミヌマエビの色が変わる?実はこの現象には正常な変色と危険な変色が存在!

水槽内のコケ掃除として人気があるミナミヌマエビは、アクアリウム初心者の方でも水槽内に導入される事が多いでしょう。

そんなミナミヌマエビですが、飼育を始めてから色が変わっていく事があります。

初めての場合、この現象が何を意味しているのか分からず、不安に思われる事でしょう。

そこで、ここではそんなミナミヌマエビの変色についてご紹介いたします。

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ミナミヌマエビの変色について

それでは早速、ミナミヌマエビの体色が変わってしまう現象について紹介していこうと思います。

タイトルでもご紹介の通り、ミナミヌマエビの変色には正常な変化としての変色と、ミナミヌマエビの体調が悪くなっている(危険)な変色の2通りが存在しています。

正常な変色の場合は、その言葉のまんまですので、基本的には放置で大丈夫です。むしろ正常な変色ができているという事ですので、元気に生活できている証拠となるでしょう。

反対に、危険な変色を起こしてしまっているミナミヌマエビに関しては、その現象が現れている時点で既に手遅れになっている事がほとんどでしょう。詳細については、後述でご紹介いたしますので、是非とも参考にしていただければと思います。

 

ミナミヌマエビの正常な変色

まずは、ミナミヌマエビの正常な変色についてご紹介しましょう。

ミナミヌマエビには擬態能力がある

前提として知っておきたい知識として、ミナミヌマエビには擬態能力が備わっていることを押さえておきたいですね。

擬態といっても、超高性能なレベルの擬態ではなく、パッと見では見逃してしまうレベルの簡単な擬態のものです。

その具体的な擬態方法とは単純に体の色を変化させるというもので、これがミナミヌマエビの正常な変色という現象の正体なのです。

ただし、ミナミヌマエビの個体差も関係しており、この擬態を行う子もいればずっと半透明な色のままの子もいますので、一概に全てのミナミヌマエビに該当するわけではありません。

ハリー
ハリー
水合わせの際に、青いバケツを使われると水槽に入れる際には体が薄いブルーになっている事がありますが、これが正常な擬態の例ですね^^

(その時の色がかなり綺麗なので、個人的にはその色をキープして欲しいです。。。)

我が家のミナミヌマエビも擬態している

このミナミヌマエビの擬態ですが、当然ながら我が家のミナミヌマエビたちも行っています。

しかもウチのエビちゃん達はそれぞれコケ取りのお気に入りポイントが異なる様で、擬態してい色からどこを中心にコケ取りを行っているのか推測できるので、かなりオモシロイです^^

ソイル(土)を中心に掃除する子ガラス面を中心に掃除する子
ハリー
ハリー
ソイル中心に掃除する子は、もはやミナミヌマエビとは別種に見えちゃってるね(汗)

 

ミナミヌマエビの危険な変色

続いては、ミナミヌマエビの危険な変色について紹介しましょう。

ミナミヌマエビが赤く茹で上がっている様に変色

ミナミヌマエビの危険な変色としては、まるで赤く茹で上がっている様に変色してしまっている場合です。

前述でも紹介していますが、基本的にこの様な変色が起こってしまっている場合は、既に手遅れの状態で数分もしくは数時間後にはお星様になってしまう事でしょう。

この現象は、ミナミヌマエビ体内のタンパク質が変性してしまい、炎症を起こす事により発症するもので当然ミナミヌマエビにとってはこの時点で致命傷になっている事がほとんどです。

赤くなる原因

ミナミヌマエビは飼いやすい生体ではありますが、水質の急激な変化には弱い傾向にあります。

なので、水槽内に導入する前の水合わせが不十分だったり、水槽内の水換えの量を一度に大量に行い過ぎてミナミヌマエビが新しい環境に順応仕切れなかった場合に、タンパク質の変質による炎症、すなわち赤く茹で上がった様な変色が起きます。

あまりにも水質が悪化しすぎた場合にも赤くなって死にます。

他にも、酸欠や高音(30℃越え)、pHなどいくつかの可能性も考えられますが、これらが原因になっている場合は他の熱帯魚達にも影響が出ているはずですので、ミナミヌマエビのみが死んでいる場合には基本的には水質変化を疑うべきでしょう。

1匹赤くなって死ぬと連鎖する?

もし、1匹でもミナミヌマエビが赤くなって死んでしまった場合は、他のミナミヌマエビも同じ理由で次々に落ちていってしまう可能性があります。

なので、この連鎖を止める為に何か行動したいと思うところでしょうが、この場合そのままキープが一番生存率を上げる選択となる事が多いです。

というのも、ミナミヌマエビの赤い変色の原因が水質変化によるものだった場合、既に他の個体にもダメージが蓄積されている状態ですので、そこから更に環境を変えてしまうと、更にダメージを与えてしまう事になります。

辛いかも知れませんが、こういった状況ではミナミヌマエビ達の生命力に賭けて、そのまま適応してくれる事を願う他ないでしょう。

ただし、もし大量の水換えを行った際に起こった事故で、水換えを行った元の飼育水が残っている場合は、その飼育水を少しずつ足して元の環境に近づけるという対応策はダメージの軽減につなげる事ができるでしょう。

ハリー
ハリー
何度も言いますが、この場合でも「一気に」ではなく「少しずつ」にしましょう。

 

ミナミヌマエビの変色は赤色は注意!他はOK!

最適な方法

以上が、ミナミヌマエビの変色に関する情報となります。

もし水槽内に赤色の水草を植えている場合は、少し判断が難しくなるかも知れませんが、それ以外の水槽の場合はミナミヌマエビの変色が正常なものなのか危険なものなのかの判断は簡単に行う事ができるでしょう。

赤色の水草を植えている場合であっても、危険な変色の場合は明らかにミナミヌマエビの動きがおかしくなりますので、判断を誤ることも少ないでしょう。

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