熱帯魚の飼育にチャレンジしようとした場合、初めに予算の計算をされることでしょう。
しかし、水槽などの道具に関してはAmazonなどで目安を確認する事が出来ますが、熱帯魚自体の値段は店によってかなり異なります。
そこで、ここでは実際私が購入した熱帯魚の値段についてご紹介いたします。
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ネオンテトラの値段
まずは、私が一番最初に購入した熱帯魚であるネオンテトラの金額についてご紹介いたします。
この時に購入したネオンテトラは、5匹で300円というセット割引が効いた金額で販売されていました。
もちろんバラ売りも可能で、1匹あたり80円で販売されていましたね^^
ネオンテトラ購入の際の注意点
5匹で300円で購入できることに関しては、ユーザーとしては非常に喜ばしい事ではありますが、こういた激安店では購入前にいくつか注意点があります。
水槽内をチェック
それは、ネオンテトラが売られている水槽内で死んでいる個体がいるかどうか、そしてそれが複数存在しているかどうかという点です。もし、水槽内で死んでしまっている個体がいる場合は、その水槽内で病気が蔓延している可能性や弱い個体が多い事を示しています。
また、死んでしまった個体の腐敗が進んでいる場合は、その水槽内の水質も悪くなっている状態でしょうから、そこでの購入は避けるべきなのです。
生体の痩せ具合をチェック
2つ目の注意点は、生体すなわち売られているネオンテトラが痩せこけていないかという点です。
私も24時間店の水槽前で監視できるわけではないので理由については定かではありませんが、店舗によってはネオンテトラ自体がかなりガリガリになっている事があります。
この場合、単に餌を少なめにしているのであれば購入後に餌を適量あげるだけで本来のサイズまでに育ってくれる可能性がありますが、前述でも触れた様に病気や元々弱い個体だという事が原因になっている場合は、購入後に頑張って飼育しても満足に成長できない可能性があります。
なので、ネオンテトラの購入前に必ず痩せ細っていないかの確認を行いましょう。
グッピーの値段
続いては、飼育が容易なことからアクアリウム初心者の方にも人気のあるグッピーの値段について。
グッピーの値段はネオンテトラより少し高く、1匹120円で販売されていました。
グッピーを複数匹欲しい人も初めは少なめに
グッピーを複数匹購入する事によるセット割がない理由ですが、恐らくグッピーを大量に飼われる人がそもそも少ない事と、もう一つの理由が要因となっている可能性があります。
そのもう一つの理由というのは、グッピーが非常に高い繁殖能力を持っている事です。
この繁殖力は「他と比べて多少高い」というレベルではなく、本当に放置状態でも際限なく増えてしまうレベルのものなのです。
なので、もしグッピーを2匹以上飼いたいと思われている方は、まずはオスメスの1ペアだけ購入する様にしましょう。
そうすれば、比較的近い内に勝手に子供が増えてくるでしょうから(汗)
特殊なグッピーは高い可能性も
グッピーの値段についてですが、当然店によって料金設定が異なっている可能性は十分ありますが、他の要因としてグッピーはグッピーでも特殊な交配がされている様な種類に関しては、上記でご紹介の金額よりも高い可能性があります。
この辺りは、かなりグッピーの交配や販売されている個体の模様や発色がどれだけ綺麗に出ているか次第となりますので、一概にいくらなどの回答をする事はできません。
ですが、基本的に水槽近くに掲載されている値段を見れば、一般的なグッピーの値段よりも大きく離れている事が多いので、そうそう間違えて購入してしまう事はないでしょう^^
ベタの値段
次に、購入する場所によって非常に幅広い金額帯を持つベタの値段についてご紹介しましょう。
このベタに関しては、種類も豊富でその模様も様々ですので、ホームセンターであっても1匹1,000円〜4,000円とかなり幅のある熱帯魚なのです。
しかも、季節によっても変動する事があり、一番安くなるタイミングとしては夏にセールが行われる事が多いので、この季節は狙い目でしょう!
値段よりもベタの状態を見るべし
前述の通り、ベタは店や種類によっては非常に高価な熱帯魚になってしまいますので、可能な限り安く済ませたいと思うかと思います。
しかしベタに関しては、値段よりも展示されている状態や生体が弱っていないかの確認を第一にする事が推奨されます。
というのも、ホームセンター系で販売されているベタの多くは、かなり小さな瓶などで展示されている事が多く、その状態で長期間放置されている個体はかなり弱っている状態にあるのです。
ベタは「ワイングラスでも飼える熱帯魚」とは言われていますが、その環境で死なないだけで確実に寿命を短くしてしまう行為なのです。
現に我が家のベタ 1号君もこういった環境で販売されており、その後そこそこの大きさの水槽で飼育したにも関わらずかなり短命でした。
小さな個体の購入がオススメ?
ベタの購入に関しては、もう一つ注目すべき点があります。
それは上記の通りビン飼育ではなくある程度の広さのある環境で展示されているベタである事の他に、出来るだけ体の小さな個体を購入するという事なのです。
というのも、ベタの寿命は長くても2〜3年と言われていますので、販売されている個体がすでに1歳以上の場合は余命も1年前後だけとなります。
逆にまだ小さく若い個体であれば、うまく飼育すれば2年以上は生きてくれますので、そういった面でベタの購入は小さい個体を選ぶ方がお得感は増すのです。
ミナミヌマエビの値段
熱帯魚とは異なりますが、アクアリストの多くの方が水槽に導入している生体であるミナミヌマエビ、彼らの値段についてもご紹介しておきましょう。
このミナミヌマエビは水槽内のコケを食べてくれる事から、非常に優秀な生体として熱帯魚と一緒に飼育されています。
そんなミナミヌマエビは1匹80円という金額で販売されている事が多いです。
ミナミヌマエビは例外的に高い?
このミナミヌマエビの値段ですが、実はホームセンターでよく見かける1匹80円という金額はどちらかというと高い部類に入るのです。
というのも、一部のアクアショップ専門店ではミナミヌマエビはもっと安く売られている事もあり、なんなら住んでいるエリア次第では川に網を突っ込むだけで大量に採取すること(無料)も可能なのです。
ミナミヌマエビを安く購入する方法
そんなミナミヌマエビですが、実は激安で購入できる場所があるのです。
その場所とはジモティーというサイトです!
このジモティーでは不用品などを売買を仲介する役割があり、結構なエリアでミナミヌマエビの売買がされているのです。
もちろん、お住まいのエリアで該当する投稿がない可能性もありますが、私の場合は1匹30円で購入する事が出来ました。
ミナミヌマエビも繁殖が簡単
また、このミナミヌマエビが安くで取引されるもう一つの理由としては、繁殖が非常に容易という点が挙げられるでしょう。
厳密に言えば、「容易」というよりも「放置していたら勝手に」という具合に稚エビがどんどん生まれてくるのです。
ミナミヌマエビはオスメスの判断が難しいので、取り敢えず4匹ほど購入して混泳させておけば、1匹はメスが混じっていてどこかのタイミングで抱卵&孵化してくれることでしょう。
その他の熱帯魚の値段
ホームセンターで購入した事のある熱帯魚は他にもいますので、それらの値段についても一挙にご紹介しようと思います^^
カージナルテトラ
ネオンテトラと同じ系統の熱帯魚で、ひとまわり大きくなる種類の熱帯魚です。
このカージナルテトラに関しては、ホームセンターで1匹120円で販売されており、5匹セットで500円というセット割がされていました。
ゴールデンハニードワーフグラミー
黄色と朱色の2種類の色が存在するグラミーのミニチュア版にあたる熱帯魚であるゴールデンハニードワーフグラミー。
サイズ的には最大でも4cmと比較的小型水槽でも飼育できる熱帯魚で、1匹250円で販売されていました。
また、セール時には5匹で600円というかなり安い金額設定になっていた事もあります。
オトシンクルス
ミナミヌマエビと同じく水槽内のコケ掃除を行ってくれるオトシンクルスという名前の熱帯魚について。
彼らは1匹230円で販売されており、ミナミヌマエビよりも高いので敬遠される方もいるかも知れません。
しかし、オトシンクルスは掃除能力だけではなく、「たれぱんだ」の様なマスコットキャラ的な魅力を持ち併せているのです。
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まとめ
以上が、私が実際にホームセンター(コーナン)で購入した事がある熱帯魚の値段です。
記事内でもご紹介の通り、ここで記載している金額はあくまでも私が購入した時の金額ですので、店舗だったり時期やセールの関係で異なる金額で販売されている可能性もありますので、その点はご注意ください。
問題なのは、そもそも近隣に熱帯魚を販売しているショプが存在していない場合です。
この場合は、そもそも実店舗での購入ができませんので、ネットショップでの購入となります。
ちなみに、ネットで熱帯魚を購入する場合はハズレの少ないChramという会社の生体がオススメです^^