メダカのビオトープ

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【超簡単】メダカの手抜きビオトープの材料と作り方

メダカの飼育は非常に簡単で、ぶっちゃけ容器と飼育水があればできてしまうものです。

しかし、折角なので見た目的に綺麗に見せる事が出来れば、単に飼育するよりもモチベーションが上がるものです。

そこで今回は、我が家でも実際に試してみたメダカのビオトープを簡単に作る方法をご紹介いたします。

手抜きビオトープの材料

項目

それでは初めに手抜きビオトープに使用する道具をご紹介いたします。

ここでは、我が家で使用している実際の道具をご紹介していますが、代用できるものであればご自身で選ぶ事も可能ですので、大きさや容量、金額などを比較していただければと思います^^

容器

まずは、全ての土台となる容器について。

恐らくビオトープを設置する場所としては屋外になる事がほとんどでしょうから、紫外線で劣化して決壊してしまう様なぺらぺらの透明プラスチック素材でなければ、基本的にどんな容器でも大丈夫です。

ハリー
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我が家ではこちらを購入して使用しています。
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実際に飼育するメダカの匹数にもよりますが、屋外では飼育水の蒸発量も多くなるのでそれなりに深さのある容器を用意しておくと、水質や水温の変化も緩やかになるので比較的安全かと思われます。

次に容器の底に敷くための土(ソイル)について。

今回、我が家の手抜きビオトープでは赤玉土を利用しています。

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この赤玉土はその名の通り暖色系の色をした土(?)となっていますので、白を基調としたメダカを上見した際にその存在を際立たせる事ができます。

加えて、赤玉土は多孔質(細かい穴や凹凸が多い)であるため、水質浄化を行ってくれるバクテリアが定着しやすいという特徴もある事から、ベランダなどの屋外水槽には持って来いの土と言えるでしょう。

ハリー
ハリー
ちなみに、「赤玉土は水質浄化作用がある」という表記を見る事がありますが、赤玉土自体にはその作用はなく単にバクテリアが多くなりやすい為だと考えています。

水草

3つ目には、水草についてご紹介いたします。

冒頭でもご紹介の通り、メダカの飼育には水草がなくても特に問題はありませんが、ビオトープとして楽しむにはこの水草が不可欠となります。

そしてこの水草に関しては、好みのレイアウトなどによってどの水草を選択するかなど組み合わせは無限大ですので、「自分はこうしたい」というイメージがある場合はそのイメージにあう水草を用意すると良いでしょう。

ちなみに、私の場合はウォーターバコパという名称の水草をで購入して使用することにしました。

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ウォーターバコパの特徴

  • 半日陰でも成長可能
  • 屋外のままでも越冬できる
  • 横に広がる
  • 綺麗な花をつける
  • 水中であれば冬でも常緑
  • 簡単に増やせる(切り戻し)

 

手抜きビオトープの作り方

メダカのベランダ飼育

それでは上記でご紹介の道具を使用した手抜きビオトープの作り方をご紹介いたします。

と言っても、基本的に入れるだけという超シンプルな方法にはなってしまいますがw

まずは容器の洗浄

まずは容器の準備ですが、容器には購入した場所にもよりますが、虫除け成分などが付着している可能性も考えられ、そのまま使ってしまうとメダカや他の生体に悪影響が出てしまうこともあります。

なので、初めに行うこととしては容器の特に内側は水道水できれいに洗うようにしましょう。

もちろん外側も洗ってしまっても大丈夫ですが、屋外に設置するのであれば時間経過とともに勝手に汚れていきますので、そこまで気にされる必要はありません^^

床材を入れる

容器を洗い終えればそれを設置したい場所に置き、床材である赤玉土を入れていきましょう。

この赤玉土は基本的にそのまま使ってしまっても問題はありませんが、気になる方は事前に水道水などで洗っておいても良いでしょう。

ハリー
ハリー
うちは無洗でいきましたが、特に生体には影響はありませんでした。

優しく洗わないとボロボロと崩れてしまいますので注意。

水の導入

次に容器の中に水を入れていくのですが、この時点でカルキ抜きが済んでいる水を用意できている場合は特に問題ありませんが、水道水をそのまま入れる場合は生体にとって有毒であるカルキ(塩素)が残っていますので、そのまま2〜3日は放置するようにしましょう。

もちろんカルキ抜き薬剤などを使用される場合は、生体の導入を早めてしまっても大丈夫です。

ちなみに、個人的には水道水のカルキで飼育環境となる場所を消毒させておきたいという意図から、水道水をそのまま入れて3日間放置するという方法を取りました。

ハリー
ハリー
後から変な病気が出たら嫌ですもんね^^

このタイミングで水草を入れて、消毒させておくという手もあります。

水草と生体の導入

最後に生体が生きていける環境が整えば(カルキ抜きが終われば)、最後に水草と生体の導入となります。

もちろん、生体に関しては事前の水合わせを行なっておき、pHショック急激な水温変化によってダメージを負ってしまわない様に配慮しましょう。

なお、メダカは熱帯魚とは異なりそこそこ丈夫な種類が多いので、水合わせもそこまで慎重にされる必要はないかと思われます。

ハリー
ハリー
少なくとも我が家の場合は、毎回10分ほどの水合わせで済ましています。

なお、ここでのコツは先に水草を希望の場所に設置してから生体を導入する事です。

というのも先に生体を入れてしまうと、水草の設置場所や向きがなかなか決まらず「あーでもないこーでもない」とビオトープ内をかき回してしまい生体にストレスを与えてしまうからです。

あと、赤玉土の粒子が舞ってしまって、視界が悪くなりますしね。

 

手抜きビオトープ設置の際の注意点

解決方法

あくまでも「手抜きビオトープ」ですので、上記でご紹介のとおりかなり簡単な方法となっております。

ただ、それでもいくつか気を付けた方がいい項目もありますので、それらも併せてご紹介させていただきます。

陽のあたる場所に設置すべき?

まずビオトープの設置場所についてですが、私の個人的な意見としては半日陰がベストだと考えています。

というのも、ビオトープは頻繁に設置する場所を変更するものでもありませんから、四季を通して1箇所に留まる事がほとんどです。

となるとビオトープの心配事としては、やはり夏場の気温上昇によるメダカの弱体化です。

もちろん北海道など通年気温が低い地域であれば太陽光がバンバン当たる場所に設置すべきでしょうが、そうでない地域に真夏の太陽が1日中あたる場所にビオトープを設置してしまうと、水温が余裕で35℃越えしてしまいますので、メダカにとっては結構危険です。

逆に太陽が一切当たらない場所というのも水草の成長に影響するでしょうか、個人的には半日陰になる場所に設置するのがオススメです。

雨を避けられる場所が好ましい

同じく設置場所に関する内容ですが、できれば雨が入りにくい場所に設置することをお勧めしたいです。

これは酸性雨が大量にビオトープ内に入ってしまう事で、pHが大きく酸性に傾いてしまう為です。

メダカはこういった水質変化には割と強い方ではありますが、それでもダメージを全く負わないという訳ではなく、もともと体調が悪い個体はこれがきっかけで死んでしまう可能性もあります。

また、水質が酸性に傾く事でビオトープ内にいるバクテリアやその他微生物が死滅してしまい、水質が一気に悪化してしまう可能性もあるのです。

なので、基本的にはビオトープ内に雨が入らない場所に設置するべきでしょう。

水草は常緑種がオススメ

次に水草についてですが、個人的には上記でもご紹介しているウォーターバコパのような常緑種がオススメです。

というのも常緑ではない水草を使用した場合、冬場の寒さによって茶色になって枯れてしまうのです。

それ自体は自然の流れですので特に問題はないのですが、いかんせん見た目が一気にショボくれたようになります。

それなら初めから常緑種の水草を選んでおく事で、年中緑色のあるビオトープを楽しめるので私としてはオススメしたいと思います。

メンテナンスのしやすさも視野に入れる

基本的にメダカは手間がかからない生体ですので、ビオトープのメンテナンスも行う機会はかなり少ないです。

が、稚魚が産まれたり死んでしまった個体が目視できない所に落ちていたり、悪臭やカビが発生したりと思わぬハプニングに見舞われる可能性もあります。

そういった時にビオトープの設置場所が悪いと、メンテナンスを行いにくくメダカの世話が億劫に感じるようになってしまうかも知れません。

他にも水換えの際に古い飼育水をそのままベランダに流す事ができれば非常に手間も省けますが、それが出来ない場所での水換えはまぁまぁ手間になりますので、そういった面でも設置場所は事前に考えてから決める方が良いでしょう。

 

まとめ

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以上が我が家で実際に設置している手抜きビオトープの作り方や注意点となります。

めちゃくちゃ簡単な割にそこそこ見た目は良いし、メダカにとっても悪くない環境になります。

それに目視でビオトープの中の方まで確認できますし、コスト面でも優れていますので「手軽にビオトープを作りたい」という方にはオススメの方法です^^

あとはメダカの天敵であるトンボの幼虫「ヤゴ」が発生しない事を願うばかりです。

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