自宅でアクアリウム水槽を置かれている方の中には水面に油膜が張ってしまい、その対応策としてブラックモーリーの導入を検討されている方もいると思います。
私もそのうちの一人でしたが、熱帯魚の餌ばかり食べて油膜を食べないという結果になってしまわないか心配でした。
そこで、悩んでいても仕方ないという事で、実際にブラックモーリーを1匹購入して油膜が張っている水槽に導入・検証してみる事にしました。
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ブラックモーリーと油膜の検証環境
まずは簡単に我が家の水槽(検証を行う水槽)の環境などをご紹介します。
基本情報
今回検証で使う水槽は30×30×30cmのキューブ水槽となります。
水槽内には通常のソイルに加えて、ニューラージパールグラスと後景草としてロタラ2種を植栽しています。
もちろん濾過装置もあり、エデニックシェルトV3という外部フィルターを使用していますので、水面には緩やかな水流が発生している状態です。
CO2は無添加で、照明はおにぎりで同じみのトライアングルグローを使用。
気温が下がってきたのでヒーターも導入し、最低でも24度以上になる環境にはあります。
導入生体
導入生体は以下の通りです。
生体の種類
- ネオンテトラ:4匹
- ミクロラスボラ・ハナビ:2匹
- グッピー(オス):1匹
- オトシンクルス:1匹
- ミナミヌマエビ:5〜10匹
- ブラックモーリー:1匹(今回導入する個体)
特に過密飼育にもなっていない標準的な生体導入数かと思います。
油膜の状況
油膜の状況ですが、ネットで「水槽の油膜」で検索した時に出てくる様なギットギトの油膜ほどはありませんが、キッチンペーパーで水面の水を吸い取った前後ではかなり違いが分かる程ではありました。
実際にブラックモーリーは油膜を食べたか?
それでは、上記の環境を踏まえて実際にブラックモーリーを油膜が張っている水槽に導入してみる事にしました。
そして、数日後にしっかりと油膜を食べてくれるのか、油膜の状況はどうなったのかについてご紹介いたします。
しっかりと油膜を食べてくれた!
結論から言いますと、ありがたい事に導入したブラックモーリーがパクパクと水面の油膜を食べてくれていました。
もちろん、導入初期の頃はまだまだ慣れていないのか、底床付近や水草の影に隠れてなかなか水面近くに出て来てくれませんでしたが、3日程たったあたりから元気に水槽内を泳ぎまわっていました。
餌の時間もしっかり食事
我が家では朝と夜の2回に分けて熱帯魚に餌を与えていますが、ブラックモーリーはこの餌の時間もしっかりと食事をしています。
たまにネットで「熱帯魚の餌を食べ始めたブラックモーリーは油膜を食べなくなる」という情報を見かける事がありましたが、この子に関してはその心配は不要だったみたいですね。
というか、若干食べ過ぎで急激にデカくなってしまったのが心配ではあります(汗)
まとめ
以上が実際に油膜のある水槽にブラックモーリーを導入してみて、油膜を食べてくれるかの検証結果となります。
お陰様で我が家の30cm水槽には油膜が完全に無くなりましたので、かなり見栄えが良くなりました!
光を遮る油膜がなくなった影響か、心なしか水草の成長速度も少し早くなって来ている様にも感じていますので、ひとまず検証結果は成功と言えるでしょう。
そして、予想以上にブラックモーリー自身が可愛い生体ですので、油膜に困っている方はブラックモーリーの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
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