アベニーバッファー

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【ちょい難】アベニーパファーの基本的な飼育方法と注意事項など

熱帯魚の中でも、ひときわ可愛い外見を持っているアベニーパファー。

彼らはそんな可愛い見た目とは反して、飼育方法を間違えると混泳している他の生体を攻撃してしまうこともある熱帯魚なのです。

そこで、ここではアベニーパファーの基本的な飼育方法に加えて、注意点などもご紹介いたします。

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アベニーパファーの特徴

一覧表

それでは初めに、アベニーパファーの特徴についてご紹介しておきましょう。

サイズ〜3cm
最適水温22〜28℃
最適pH中性〜弱酸性
混泳のしやすさ★★☆☆☆

適した環境下での飼育は容易

このアベニーパファーですが、フグ科の仲間ではあるものの最大で3cmほどにしか成長しませんので、水槽自体もそこまで大きなものを用意される必要はなく、適した環境下での飼育は比較的簡単です。

アベニーパファーの飼育に適した水温やpHに関しても、一般的な熱帯魚と同じ数値となっていますので、ヒーターや濾過フィルター、レイアウトなども特別なものを用意する必要はなく、一般的に売られている商品で何の問題もなく飼育する事が可能です。

肉食傾向の強い餌が必要

冒頭でも少し触れていますが、アベニーパファーはその可愛い見た目とは相反して、攻撃性を持っている熱帯魚です。

それもそのはず、アベニーパファーの餌は非常に肉食傾向の強いもので、一般的な「熱帯魚の餌」として売られているものでは食べてくれない可能性が高いのです。

なので、アベニーパファーの餌としては冷凍アカムシや乾燥アカムシ、もしくはそれを小粒サイズに加工したものを与える必要があるのです。

寿命は平均的

アベニーパファーの寿命は約2年となっていますので、長くもなく短くもなくと言ったところです。

もちろんこの「2年」という数字はその様に飼育するかで前後する数字となりますので、もし少しでも長生きさせようと思うのであれば、水温を24〜26℃に設定してあげましょう。

こうする事で、高い水温で飼育するよりもアベニーパファーの代謝が遅くなりますので、より寿命を伸ばす事が可能となります。

 

アベニーパファーの飼育方法

項目

では、ここからは具体的なアベニーパファーの飼育方法についてご紹介していきましょう。

前述でもご紹介の通り、アベニーパファーの飼育は基本的には難しいですが、環境さえ安定させればその後はトラブルもなく過ごす事が出来ますので、とにかく導入〜数週間に失敗しない事が肝心なのです。

混泳は基本NG

まず、アベニーパファーの飼育における基本として、他の熱帯魚との混泳はできる限り避ける様にしましょう。

というのも、餌の紹介の際にも記載した通り、アベニーパファーは肉食傾向の強い熱帯魚です。

なので、貝類やミナミヌマエビなんかを同じ水槽に入れてしまうと、すぐに餌認定されて攻撃&捕食されてしまう事でしょう。

また、混泳対象が魚類であっても、縄張り意識の強い個体などの場合はヒレをかじったりする事も多々ありますので、やはり単体での飼育が望ましいでしょう。

ハリー
ハリー
もちろん、個体ごとに性格が異なりますので、混泳させても平気な子もいます。

注意

アベニーパファーの混泳に関して、「アベニーパファー同士なら大丈夫」と思われる方もいるかも知れませんが、実は同種間でも攻撃してしまう事があります。実際、アベニーパファーを3匹同じ水槽で飼育していると、うち1匹が食べられて死んでしまうという事例もあります。

なので、アベニーパファーをどうしても複数匹飼育したい、もしくは他の熱帯魚と混泳させたいという場合には、隠れ場所をいくつも用意した大きめの水槽が必要になります。

餌の好みがうるさい

次に、アベニーパファーの特徴の章でもご紹介しましたが、アベニーパファーはかなりの肉食ですので、ご紹介したアカムシ系の餌が必要になります。

が、ここで更に厄介なことに、結構エサの好みにうるさい熱帯魚なのです。

同じアカムシでも冷凍は食べるけど乾燥は食べない、なんて事も頻繁に起こっている様なのです。

なので、アベニーパファーの飼育を行う際には、事前にアベニーパファーの購入店で餌は何を与えているのかを確認しておく様にしましょう。

ハリー
ハリー
冷凍アカムシは水質悪化を促進させちゃうので、可能であれば乾燥アカムシや加工品で飼育されている店舗で買いたいですね(汗)

 

まとめ

アベニーパファーは飼育を行う上で必要な設備や道具自体は特殊なものを必要としないので、そういった面では飼育を始めやすい生体です。

しかし、他の熱帯魚などとの混泳が難しい生体ですので、水槽内のコケ掃除役を担ってくれる生体の導入ができない事から、コケ掃除に関しては全て人力で行うことになります。

その点は、他の熱帯魚の飼育と比較すればデメリットになってしまうでしょう(特にミナミヌマエビを導入できないのはイタイですね)。

次に餌の選定にも気をつける必要がありますので、アベニーパファーを購入する際には必ず普段どの餌を与えているのかを店員さんにヒアリングする事を忘れずに行いましょう。

これらを注意して飼育する事ができれば、やはりその愛くるしい見た目と人懐っこさ(餌くれくれダンス)は熱帯魚の中でも上位に位置しますので、必ず癒しの存在になってくれる事でしょう^^

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