水槽の掃除

準備・メンテナンス 熱帯魚

ベタ水槽のコケ掃除!水槽のタイプ別にご紹介

通常の熱帯魚とは少し異なる飼育環境である事が多いベタ。

そんなベタの飼育水槽にも当然コケが発生しますが、ベタ水槽のコケ掃除に関しては一般的な水槽での掃除方法とは異なる点がいくつかございます。

そこで、ここではベタ水槽のコケ掃除について、いくつかのパターンごとにご紹介いたします。

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ベタ水槽の生体によるコケ掃除について

ベタとミナミヌマエビ

まずはベタ水槽の掃除事情について、少し触れておこうかと思います。

冒頭でもご紹介の通り、ベタの飼育環境は一般的な熱帯魚とは異なりますので、特にコケ掃除に関して言えば一番簡単な方法である生体による掃除に頼れないという部分があるのです。

ベタの性格次第で異なる生体によるコケ掃除

コケ掃除を行う掃除屋として有名な生体に、ミナミヌマエビやヤマトヌマエビ、オトシンクルスや石巻貝などが存在します。

中でもミナミヌマエビやヤマトヌマエビのコケ掃除能力は非常に優秀ですので、水槽内に適切な匹数を導入していれば、コケ掃除が不要な水槽を完成させる事も可能となります。

しかし、ベタ水槽の場合は少し事情が異なります。

というのも、こういったエビ系の生体はベタにとっては餌になり得る存在なのです。

特にブリード系のベタではなく、ワイルド(野生)のベタの場合は見つけ次第すぐに捕食するという可能性も考えられるのです。

もちろん、これはベタの性格によっても左右されますので、一概に100%混泳できないという訳ではありません。

ハリー
うちのベタの場合は、エビに興味を示してゼロ距離まで近づくけど捕食行動はしません。

が、それでもエビがビビって水槽から脱走してミイラになる事件が発生したので、今は混泳NGにしています。

また、オトシンクルスに関しても「捕食」とまではいきませんが、好奇心旺盛なベタですので追いかけたり突っついたりという行動をしてしまい、オトシンクルスがストレスでやられてしまう可能性もあるので、100%大丈夫な混泳ペアとは言えないのです。

なので、ベタ水槽の生体によるコケ掃除はベタの性格によって、可否が異なるというギャンブル要素を孕んでいるのです(汗)

ハリー
その点、貝類はまだ安全と言えるでしょう。

餌不足も考える必要がある

もう一点、ベタ水槽にコケ掃除の生体を導入する際の問題点があります。

それは、常にコケを残しておく必要があるという条件が水槽の管理条件に加わってしまうという点にあります。

というのも、エビ類やオトシンクルスは草食傾向が強い食事を行いますので、食事となるコケがなくなってしまうと当然ながら食糧難になって餓死してしまいます。

なので、これを回避するためにも水槽内に一定数のコケを残しておく必要があるのです。

ここで問題になるのが、ベタの飼育の場合はベタの鑑賞目的が強い飼育方法となりますので、できるだけクリアに見るた為にも水槽内のコケは0に近い状態が望ましいのです。

繁殖や単なる飼育目的などの場合は、コケを残したりダークウォーターなどにする場合もあります。

そうなると、「鑑賞の為にコケを0に!」VS「餓死防止の為にコケを残す!」という矛盾する管理方針ができてしまうのです。

なので、こういった観点からもベタ水槽にコケ掃除の生体を入れる事は、個人的に推奨しかねる方法になっているのです。

例外

ただし、ベタ水槽が30cm水槽以上に大きな環境下で、水草やレイアウトを多めに設置されている場合はコケ取り生体を導入することには賛成します。こういった環境下では、ベタ以外の生体がしっかりと身を隠せるポイントがあるはずですので、上記でご紹介したストレスや捕食の危険性がかなり軽減されるのです。

加えて、それだけ大きな水槽ですので。必ず見えない場所に餌となるコケが発生しているでしょうから、綺麗な水槽に見えていても餓死に至る可能性も軽減できるのです。

 

ベタ水槽の掃除方法

GEXのコケバスター

それでは、ここからは実際に私が実践した事があるベタ水槽の掃除方法についてご紹介いたします。

ただ、ベタ水槽は飼育されている方によってはレイアウトが大きく異なる可能性がありますので、ソイルなし水槽パターンとソイルや水草ありの水槽のパターンの2つの場合についてご紹介いたします。

ソイルなし水槽の場合

まずは、現在私のベタ水槽と同じ環境であるソイルなし水槽の場合のコケ掃除ついて。

この場合の掃除方法は非常にシンプルで簡単です。

その方法は、いったんベタを飼育水と一緒にバケツや別容器に避難させて、その間にベタ水槽を丸ごと水洗いするという方法です。

ハリー
この方法ならメッチャ簡単でかなり綺麗に掃除できるので、うちのベタ水槽はソイルなし水槽にしました^^

冬場の場合は迅速に掃除を終わらせないと水温がどんどん下がりますので、そこだけ注意しましょう!

コケ掃除が完了すれば、元の場所に設置してベタと飼育水を半分だけ水槽に戻します。

そしてもう半分はカルキ抜きと温度調整が完了した新しい水を入れて、コケの発生要因である水の富栄養化を希釈する様すれば、次回のコケ発生を遅らせる事が可能となります。

ソイルや水草植栽環境の場合

続いては、ベタ水槽の中にソイルや水草を植えている水槽の場合の掃除について。

昔、私がベタの飼育で使っていた水槽の環境がこれですが、この水槽の掃除の場合は少し面倒です。

ハリー
ちなみに、水槽内を完全にリセットする場合の掃除方法は、上記でご紹介のソイルなしのパターンと全く同じです。

掃除方法としては、ベタはそのまま水槽に入れっぱなしでも別水槽に移してもどちらでも大丈夫で、まずガラス面のコケ取りから取り掛かることになります。

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このコケ掃除の際に剥ぎ取ったコケの大半は水中に霧散する事になりますので、全体の1/2程の水換えを行います。

この時にソイルについている汚れなども一緒に吸い上げたい所ですので、ベタを別容器に移動させている場合は(水草が抜けない程度に)ワザと水槽内をかき混ぜて汚れを浮遊させてから水を吸い出すという方法もあります。

その後は、前者の方法と同様にカルキ抜きと温度調整を済ませた水を水槽に入れれば、ベタ水槽のコケ掃除の完了となります。

一手間加えるなら

この時、少し手間はかかりますが、もっと綺麗に掃除する方法があります。

それはコケ掃除後の水の吸い出しの際に全部の水を吸い出すというものです。そして、吸い出した水のうち半分をフィルターなどで濾過しながら水槽内に戻という方法です。

この方法であれば、飼育水を半分残しつつもその飼育水に含まれる汚れや糞の残骸などは取り除かれた状態にする事が出来るのです。

ハリー
ちなみに、水草にコケがついている場合は歯ブラシで軽く擦ってあげると意外と簡単にコケを取る事ができます^^

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我が家のベタ水槽の掃除方法

ベタ水槽の掃除

以上が、ベタ水槽の掃除を行う方法となります。

前述でもご紹介の通り、我が家のベタ水槽にはソイルを設置していませんので、コケ掃除の際にはベタを移動させて水槽を丸洗いする方法をとっています。

が、1点だけ特殊な掃除方法を採用しています。

それは水草に関しては、ミナミヌマエビに掃除してもらうという方法になります。

ベタ水槽の水草を移動可能に

というのも、我が家のベタ水槽には水草を導入しているのですが、掃除の際に楽に移動ができるようにと透明なガラス瓶に植栽した状態で、そのままベタ水槽に入れています。

なので水槽のコケ掃除の際には、水草がある水槽でありながら、その透明なガラス瓶ごと水槽から取り出す事でメンテナンスが楽に出来るようにしています。

隣のミナミヌマエビ掃除水槽に移動

水草についたコケは歯ブラシなどで取り除くことが出来ますが、ミナミヌマエビにとっては餌となるものですので、ベタ水槽の隣にミナミヌマエビ専用の水槽を設置(今後、アカヒレなどを導入する予定あり)。そして、コケのついた水草をそのままミナミヌマエビ水槽に入れて綺麗になってから、ベタ水槽に戻すという方法をとっています。

その間、ベタ水槽に水草Aがない状態にならない為に、もう一つの水草Bを用意してそれを導入し、水草Bにコケがついてきたら水草Aと交換して常にベタ水槽には綺麗な水草が、ミナミヌマエビ水槽には餌(コケ)付き水草がある様なサイクルにしています^^

ハリー
まぁ、水草ローテーションは少し特殊な例ですが、水草を移動可能な状態にしてベタ水槽に入れるという方法はメチャ便利ですので、今後の参考にしていただければと思います^^

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