熱帯魚は観賞用に飼われる事が多く、「綺麗」というイメージを持たれる事が多いです。
しかし、実は熱帯魚の中には「可愛い」と思えるような種類も存在しているのです。
そこで、ここでは熱帯魚の中でも仕草や見た目がカワイイと感じられる種類をご紹介いたします。
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仕草が可愛い熱帯魚ベタ
まずは、「可愛い」という表現の中でも、その仕草が可愛いと感じられる熱帯魚をご紹介いたします。
その熱帯魚とは、ずばりベタです!
ベタが可愛い理由
このベタと言いう熱帯魚は闘魚と呼ばれるほど気性の荒い熱帯魚ですので、可愛いというイメージから遠い存在に思われる事があります。
しかし、ベタの攻撃対象となるのは同属のオス同士だったり、餌となるミナミヌマエビなどに対してだけです。
なので、他の無関係な熱帯魚には攻撃する事はありません(むしろ無視する?)し、まして対人間ともなると一気に仕草が変わってくるのです。
具体的には、水槽に指を近づけると指を追いかけてくれたり、睨めっこに長時間付き合ってくれたりと、実際に飼育しているとなかなかに可愛い反応を示してくれるのです。
私の中でベタは、人間に懐く熱帯魚1位となっている種類なのです。
ベタの飼育は簡単
そして、可愛い熱帯魚としてベタをオススメする理由はもう一つあります。
それはベタの飼育が他の熱帯魚に比べてもかなり簡単であるという点にあります。
というのも、ベタは他の熱帯魚よりも水質悪化や飼育可能な水温範囲が広いので、多少は熱帯魚の飼育に不慣れな方であっても、必要な道具さえ揃えれば基本的に死なせてしまう事はないのです。
加えて、ベタは前述の通り相性によっては混泳が難しい熱帯魚なのですが、逆に言えば単体飼育が可能な熱帯魚ですので、比較的コンパクトな水槽でも飼育が可能なのです。
なので、特に初心者の方などには愛嬌のあるベタをオススメできるのです^^
熱帯魚ベタの飼育に必要な物リスト
熱帯魚の中でも、飼い始めるまでの敷居がダントツで低いベタ。 他の熱帯魚に比べて、飼育に必要なものも少なくて済むので初心者にはオススメではありますが、それでも必要最低限の準備は必要になります。 そこで、 ...
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愛嬌たっぷりな熱帯魚アベニーパファー
続いての「可愛い熱帯魚」としては、その見た目自体がフグのように可愛らしいアベニーパファーという熱帯魚が挙げられます。
アベニーパファーが可愛い理由
まずは、このアベニーパファーが可愛い熱帯魚として候補に挙がる理由について見ていきましょう。
写真でも分かる通り、アベニーパファーはフグの様な見た目をしている通り、実は小さいながらもフグ科の一種です。
なので、かなり小さい体でフグの様に丸みを帯びたフォルムが、それだけで可愛さオーラを放つ事になっているのです。
加えて、その小さな体でちょこまかと動く仕草も可愛さを向上させる要因の一つになっているのでしょう。
飼育はちょっと難しい
ただ、このアベニーパファーに関しては、気軽に飼育をオススメできる生体ではないのです。
というのも、アベニーパファーは肉食傾向にある熱帯魚なのですが、餌が普通の熱帯魚とは異なるものなのです。もちろん、一般的な熱帯魚と同じ餌を食べる子もいるのですが、基本的には冷凍アカムシや乾燥アカムシを上げる事になります。
この餌の何が問題かというと、もちろんその見た目はもちろんのことですが、餌の成分が水中に染み出してしまうので水質悪化が促進されてしまうのです。
そうなると、濾過能力の高い設備を設置するか、もしくは水換えの頻度を上げるなどの対策が必要になりますので、飼育が少し面倒な熱帯魚と言えるのです。
また、気性自体も荒い傾向にありますので、他の熱帯魚との混泳は喧嘩が起きない様に注意する必要があるでしょう。
可愛い水槽の掃除屋オトシンクルス
オトシン君、そこ退いてあげて欲しい(汗)#ベタ #熱帯魚 #オトシンクルス pic.twitter.com/dqQXJmaw4K
— ハリー (@harry_jpman) October 4, 2019
3つ目に可愛い熱帯魚として、是非ともオトシンクルスを推したいと思います!
このオトシンクルスですが、実は可愛い以前にかなり優秀な熱帯魚なのです。
オトシンクルスが可愛い理由
兎にも角にも、まずはオトシンクルスの可愛い部分についてお話しましょう。
と言っても、上記の写真を見ただけでもご理解いただける様に、とにかくその見た目が可愛いのです^^
とにかくオトシンクルスの場合は、このゆるキャラみたいな見た目がたまらなく可愛いのですw
サイズとしても、最大で4cmと比較的小さな体型ですので、その点も可愛さを助長させているのでしょう。
オトシンクルスは水槽の掃除屋!
このオトシンクルスですが、前述でも少し触れましたが可愛いだけが取り柄の熱帯魚ではないのです。
というのも、オトシンクルスは水槽内のコケを食べてくれる非常に優秀な子だったのです!
なので、オトシンクルスを水槽内で飼育する事で、可愛いキャラが増えるだけではなく景観を壊してしまう厄介なコケ掃除も行ってくれるメリットだらけの熱帯魚だったのです!
餌問題を除けば飼いやすい
そして、このオトシンクルスは非常に穏やかな性格の熱帯魚ですので、どんな熱帯魚とも混泳させる事が可能な種類なのです。
なので「取り敢えずオトシンクルスを1匹」という様に、気軽にすでに熱帯魚が入っている水槽に導入する事が可能なのです。
ただし、オトシンクルスの飼育には一つ注意点があります。
それはオトシンクルスの餌である苔がなくなってしまわない様にするという事です。
これが意外と難しく、オトシンクルスの一般的な死因は餓死と言われるほどに難しいのです。
なので、もしオトシンクルスの飼育で苔掃除を行う場合には、全ての苔を取り除かずに一定量はあえて掃除せずに残してあげる様にしましょう。
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まとめ
熱帯魚の中でも、個人的に可愛いと言える熱帯魚はベタ・アベニーパファー・オトシンクルスの3種類となります。
もちろん、ネオンテトラやグッピー、メダカなどでも愛着が湧いてしまえば何でも可愛いと感じれるのですが、上記の3種に関してはズバ抜けて可愛い熱帯魚となっているのです。
もし、これから「可愛い熱帯魚を飼いたい!」と検討されている方がいましたら、是非とも参考にしていただければと思います^^