熱帯魚の飼育などに必要な道具のうちの一つに「フィルター」があります。
このフィルターは熱帯魚の飼育において、水槽内の水の濾過を行うという非常に重要な役割を果たしてくれるアイテムではあるのですが、商品によっては音がうるさいものも存在します。
特に寝室に置く水槽の場合は、このフィルターの音次第ではかなりのストレスになることもあるのです。
そこで今回は、実際に我が家でも使用しているフィルターでもあり、静音性に定評があるGEXのサイレントフロー スリムをご紹介しようと思います。
GEXのサイレントフロー スリム
それでは、このサイレントフロー スリムについて、その特徴などをご紹介していこうかと思います。
サイレントフロー スリムの特徴
このサイレントフロー スリムですが、冒頭でもご紹介の通りメーカーはGEXとなっており、信用のできる商品となっています。
GEX自体はアクア商品以外にも商品を製作されている会社で、全体的に良品廉価（そこそこの品質で安く購入できる）というイメージを持った会社となっています。
そんなメーカーが「静音」に特化したフィルターとして販売している商品が、このサイレントフロー スリムとなります。
詳細は後述しますが、実際に我が家でもこのフィルターを使用しており、その静音性は確かなものとなっています。
適性な水槽の大きさ
このサイレントフロー スリムは、基本的には小型水槽向けの製品です。
なので、大型水槽には使うことは出来ません。
サイレントフロー スリムの適正な水槽のサイズとしては25L以下の水槽とされていますが、15cm水槽などの超小型水槽の場合は水流が強すぎますので、個人的には20〜30cm水槽あたりのサイズにオススメできる商品でしょう。
濾過能力を強化したサイレントフロー パワーという商品も売られています。
２色展開
我が家のサイレントフロー スリムは白色のカラーを使用していますが、ブラックカラーもラインナップに含まれていますので、この２色から選ぶ事が可能です。
レイアウトや水槽のカラーに合わせて選択する事が可能になっていますが、使った感想としては白色はコケがかなり目立ってしまいますので、ブラックの色がオススメですね^^;
もちろん、コケ掃除をこまめにされる方であったり、レイアウト的にブラックでは水景が崩れてしまうと言った場合には、ホワイトを選ぶことも可能です^^
サイレントフロー スリムの静音性
では、ここからが一番肝心なフィルターの音の大きさに関する情報をシェアしていきたいと思います。
この数値が大きいと、寝室に置いている水槽に導入すると睡眠に支障をきたす可能性がありますので、購入前には絶対にチェックしておくべき項目となることでしょう。
サイレントフロー スリムは何dB？
それでは、実際に計測を行うにあたり使用するのは、上記でも画像を出していますが本気の騒音計を使用したいと思います。
単位はdB（デシベル）と普段聞き慣れない単位となっていますので、その数値がどれ位の音なのかも判断できないかと思いますので、ベランダや24時間歓喜の風呂場、それに比較的音の小さな小型冷蔵庫なども一緒に計測した結果が以下の画像の通りです。
この様にサイレントフローは音が完全に０というわけではありませんが、かなり近くで測定しても35dBと他の電子機器の音と比べても格段に小さなものでした。
実際に感じる音は？
ちなみに、水槽から1m離れた場所では既にフィルターの音は感知できず、電源を切った状態の部屋の数値（31dB）のままでした。
これは、サイレントフローの電源を切った状態での部屋の音の数値と同値となっていることから、実質フィルターの音は部屋にほぼ響いていない状況と言えるでしょう。
もちろん我が家の水槽は寝室に設置しているのですが、就寝時にフィルターの音を感じることも一切ありませんでした。
静音性のフィルターとしてオススメ
以上の事から、GEXのサイレントフロー スリムの静音性は、本気でお勧めできるレベルに高性能なフィルターと言えるでしょう。
私自身、結構音や匂いには神経質な方ですので、家電などを購入する際には「音」に関してはかなり調べる方ですが、このフィルターに関してはレビューなどでも静音に対する評価は高かったので、かなり信用できるものでしょう。
何よりそれだけの性能を持っているにも関わらず安いというのは、非常にありがたい事ですね^^
もし、これから立ち上げる水槽用に音の静かな濾過フィルターを探していたり、現在使用しているフィルターを静かなフィルターに買い替えを検討されている方には、是非とも候補に加えていただきたい一品となっています。