球体水槽

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球体水槽のデメリット!おしゃれの裏に隠された注意点

アクアリウムの中でもおしゃれな水槽というイメージが強い「球体水槽」。

ですが、そんな球体水槽には実際に使って見ないと分からないデメリットが存在しているのです。

そこで、ここでは球体水槽の購入を検討されている方に、事前に把握しておくべき注意点についてご紹介いたします。

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球体水槽のデメリット

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それでは早速、おしゃれな水槽である球体水槽のデメリットについてご紹介していきましょう。

ハリー
ハリー
ちなみに我が家でも球体水槽を使っていましたが、これから紹介するデメリットが原因で使用しなくなりました(汗)

器具を入れると景観が崩れる

まず、一つ目のデメリットとしては、熱帯魚などの飼育の際に必要になってくるフィルターやヒーター等の器具を入れづらいという点です。

元々、球体水槽の長所はそのおしゃれさ具合にありますので、その水槽の中に機械類が入ってしまうと一気にそのメリットがなくなってしまうのです。

加えて、こう言った水槽の上部(口元)は比較的狭くなっていますので、そこに機械類のコードが密集していると、餌をやりにくくなりますし、掃除もしにくくなるというデメリットを含んでいるのです。

生体の出し入れが困難

通常の水槽であれば直角にカーブしている水槽になりますので、生体を網ですくう際にも壁際に追い詰める事ができますので、比較的出し入れが簡単な構造となっています。

しかし、球体水槽の場合はガラス面が全て曲線になっていますので、生体を壁際に追い込むすくい方が出来ないのです。

もちろん、生体の出し入れ自体は頻繁に行うことではありませんが、水槽のリセット時にはこの点は非常に不便に感じてしまいます。

ハリー
ハリー
ちなみに、私の場合は網ですくう事を諦めて、最終的に手掴みで生体(魚とエビ)を移動させていましたw

使える照明が少ない

3つ目のデメリットとしては、使用できる照明が少ないという点にあります。

通常の水槽用の照明は直線になっているガラス面に対して、挟んで留めるもしくは両端のガラス面で固定するかのどちらかの方法で固定する事になります。

なので、全てが曲線上になっている球体水槽では、どちらのタイプの照明も使う事ができないのです。

したがって、球体水槽で使用できる照明の選択肢としては、自然と自立型(スタンド付き)の照明に限られてしまうのです。

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球体水槽のデメリットが該当しないパターン

最適な方法

以上が、私が実際に使用した球体水槽のデメリットになりうるポイントとなります。

この事から、おしゃれ度を下げずに球体水槽で熱帯魚を飼育する事は難易度の高い飼育方法だという事が判断できるでしょう。

しかし、実はこれらのデメリットを全て回避できるパターンも存在しているのです。

エビの飼育には相性抜群

まずは、エビ類飼育の専用水槽にする場合について。

アクアリウムで飼育されるエビ類(ミナミヌマエビやレッッドビーシュリンプなど)の場合、彼らの餌となるものは自然発生するコケです。

なので、エビの飼育水槽では人工餌を与える必要は基本的には無く(コケが全滅した場合は必要)、人工餌による水質悪化は起きません

そうなると、水槽内の掃除も必要なくなりますし、水草を入れておけば光合成で水中の酸素濃度も保たれますので、機材なしで飼育する事が可能となるのです。

つまり、上記でご紹介のデメリットになる要因が全て解消される事になるのです。

ハリー
ハリー
ミナミヌマエビなんかはある程度の低温にも耐えられますので、ヒーターも不要です^^

環境変化に強い熱帯魚なら可能

続いてのパターンとしては、環境変化や水質悪化に強い熱帯魚の飼育の場合です。

安価で手に入るアカヒレなんかが該当するのですが、彼らはある程度の水質悪化にも耐える事ができる種類の熱帯魚です。

加えて、ある程度の低温にも耐えられますので、こう言った機材を導入しにくい球体水槽であっても飼育は可能となっています。

ハリー
ハリー
ちなみに、私の場合は同じく悪環境に強いベタを球体水槽で飼育していました。

ただし、コケが発生した場合は、ガラス面の掃除もしくはミナミヌマエビ の導入が必要になりますし、コケ掃除を行った場合は水中にコケが飛散しますので、水換えを行う必要が出てきます。

 

球体水槽は使い方次第!

この様に、球体水槽にはデメリットもありますが、使い方次第、導入する生体次第ではそれらのデメリットを帳消しにする事も可能となっています。

現に球体水槽を非常に美しく活用されている方もいらっしゃいますので、やはり侮れない水槽の一つといえるでしょう^^

もし、これから球体水槽を立ち上げようと検討されている方がいれば、この記事が参考になればと思います。

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