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貝(スネール)は1匹だけでも増えるの?油断してると大変なことに!?

メダカや熱帯魚の飼育の際にコケの掃除生体として貝(スネール)を水槽内に導入される方も多いかと思います。

ただ、水槽内にウジャウジャいるのは嫌だから、繁殖しない様に1匹だけの導入を検討される方もいるかと思いますが、その方法で100%増えないとは言えないのです。

ここでは、スネール1匹だけの導入だとしても増えてしまう可能性についてご紹介いたします。

スネールは1匹だけでも増える?

まず結論から言いますと、スネールは1匹だけ水槽に入れたとしても増えてしまう可能性がある生体です!

ハリー
ハリー
私も初めて知った時はビックリしました(汗)

その理由は主に2つあり、ここではその理由をご紹介いたします。

導入前から卵を持っていたパターン

スネールが単独でも増えてしまう可能性があるという一つ目の理由は、水槽に入れる前に既に交配を済ませて卵を持っている状態の個体を水槽内に放ってしまったというのものです。

特に成体の段階にある大きさの個体を購入する場合は、そこそこの確率で卵を持っている可能性がありますので、ある程度は覚悟が必要になるでしょう。

そういった意味では、「絶対に増やしたくない!」という方針であれば、大きな個体ではなく生まれたて、もしくは生後数ヶ月の様な小さな個体を選んで購入した方がコケ取り性能はしばらく低いが、よっぽど安全と言えるでしょう。

単独でも繁殖できるスネールだったパターン

スネールの単独繁殖の可能性の2つ目の理由としては、水槽に導入したスネールがもともと単独でも繁殖が可能な品種である事です。

一般的に、アクアショップなどで販売されているスネール類のほとんどは繁殖には2体以上の個体が必要です。なお、その2個体は特に雌雄は関係なく複数匹いればそれだけで繁殖が可能というものがほとんどです。

しかし、スネールの中には同じ空間内に1個体しかいない状態であっても、自分だけで卵を産卵し孵化する事が可能な品種も存在しているのです。

ハリー
ハリー
我が家でも、ホームセンターで購入したウォーターバコパについていたスネールがこのタイプでした。

https://twitter.com/harryaqua_jp/status/1295627489801195520

 

単独で増えるスネール・増えないスネール

レッドラムズ

そんな単独で増えてしまうスネールがいるとなると、おちおち水槽のコケ取り生体にスネールを選んでられないと思われる事でしょう。

しかし、前述でもご紹介の通りアクアショップで販売されている様なスネールは基本的に単体では繁殖ができない種類となります。

とは言っても不安は残るでしょうから、ここからは単独で繁殖できるスネールと繁殖できないスネールをご紹介したいと思います。

単独で繁殖できないスネール(安全)

まずは単独では繁殖できない種類のスネールの紹介から行っていきましょう!

2匹以上で繁殖する貝

  • 石巻貝
  • ヒメタニシ
  • ピンクラムズボーン

この様にアクアショップで売られている事が多いスネール類は基本的に単独では繁殖しない品種ですので、小さい個体のものを購入してさえいれば基本的に単独飼育で増える事はありません。

また、ピンクラムズボーンなどはその体色が綺麗なことから、景観を崩さないスネールとも言われています^^

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ハリー
ハリー
ただし、ウジャウジャいない事が前提ですがねw

単独で繁殖できるスネール(厄介)

続いては、1匹だけだったとしても産卵により繁殖が可能なスネールの紹介をいたしましょう。

1匹でも繁殖する貝

  • サカマキガイ
  • モノアラガイ
  • ヒラマキミズマイマイ

特に我が家に来たサカマキガイは、何と水面を移動する事も可能で少々であれば陸上も移動する事ができるという驚異の移動能力を兼ね備えている為、ベランダにいくつもビオトープを設置している場合はいつの間にか全容器内で繁殖しているという事もあり得るのです。

 

まとめ

解決方法

以上が、単体でも繁殖する事ができるスネールの紹介となります。

これらのスネールは水槽内の環境を改善する事ができる生体ではありますが、やはり増えすぎると厄介な存在になり得る生体であることに間違いはないので、出来れば熱帯魚水槽などには入れない方が安全ではあるでしょう。

代わりに、ベランダなどに設定しているビオトープなどであれば低床の掃除などを行う機会が少ないので、こういった生体の存在は有益ですし基本的に上見で楽しむものですので景観的にダメージをくらう事も少ないので、個人的にはアリだと感じています^^

ただ、スネールに関しては賛否両論ありますので、最終的にはご自身の判断で行動する必要があります。

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