アクアリウムを始めようと思われている方の中には、球体水槽を使用しようと検討されている方もいるのではないでしょうか?
通常の水槽の様な角がないタイプの水槽ですので、インテリア性も高くオススメできる水槽です。
そこで、ここでは実際に使用してみた使用感や経験から、オススメの球体水槽をご紹介いたします。
安くてコンパクトな球体水槽
まずは、球体水槽の中でも比較的初心者向けの水槽をご紹介いたします。
ここで紹介する球体水槽の特徴としては、安くてコンパクトという2つの特徴を持った水槽になります。
GEXのグラスアクアリウム
安くてコンパクトという特徴を持っているオススメの水槽としては、GEXから発売されているグラスアクアリウムをお勧めいたします。
この球体水槽は、過去にベタの飼育で使用していた水槽でオシャレ水槽としては抜群の商品でした^^
また、ガラスの厚みも最小限に抑えられていますので、水槽自体の重さも軽く、持ち運びが非常に楽な水槽です。
シンプルなレイアウト向け
この商品は前述でご紹介の様な特徴を持った球体水槽ですので、当然ながら飼育できる生体数には限界があります。
もし導入する生体がベタなどのやや大きめの熱帯魚の場合は、基本的に1匹のみで飼育する事になるでしょう。
もちろん、コケ取り要員として石巻貝やミナミヌマエビ(攻撃性の低いベタの場合のみ)などの導入は可能です。
また、アクアリウムを始められる方の中には、レイアウトに拘って見たいという方も多いかもしれませんが、この水槽では手の込んだレイアウトを行えるほどのスペースがありませんので、かなりシンプルなレイアウトになる事でしょう。
コンパクト故の注意点
球体水槽のデメリットを紹介している記事でも記載している内容ではありますが、球体水槽は通常の水槽とは異なり、そのスペースの狭さからフィルターやヒーターなどの機器を入れるスペースはほとんどありません。
もちろんレイアウト素材がほとんどない球体水槽であれば、それらの機材を導入できるほどのスペースは確保することは可能ですが、導入したところで配線などにより折角の景観が損なわれてしまう事になります。
なので個人的には、GEXの球体水槽はそういった機械がなくても飼育できる生体用に使用する事をおすすめいたします。
デカくて安定感抜群の球体水槽
続いては、上記のコンパクトな球体水槽とは対照的に、デカくてずっしりと安定感のある球体水槽をご紹介しましょう!
SACHIのガラス鉢
この球体水槽は、SACHIというメーカーで製作されてる商品で、元々は「水槽」としてではなく植木鉢や花瓶、キャンドルライトなど様々な用途に使用できるガラス鉢として販売されている商品です。
もちろん、それらの用途の中には水槽としての用途も含まれていますので、その点はご安心ください^^
多少のレイアウトも可能
このSACHIの球体水槽の特徴としては、様々なサイズから選ぶ事ができるという点にあります。
最小サイズで直径15cm、最大で直径24cmというラインナップとなっており、最大サイズを選択すればかなりの容量となりますので、多少のレイアウトは可能となります。
なお、レイアウトの際の注意点としては、やはりそもそもの球体水槽の形状の関係から入り口が狭くなっていますので、あまりにも大きなものは水槽内に入れる事すらできませんので、その点は事前に把握しておきましょう。
気泡が入っている事が多い
ここまでは、このSACHIの球体水槽は非常に良い水槽といえる特徴ばかりなのですが、実はこの水槽には一つ欠点があります。
それは、手作り商品であるが故の商品のムラが激しいという点にあります。
実際に私が購入した水槽にも該当するのですが、ガラス面に気泡が混じっている事が多々ある様なのです。
もちろん、商品として使えないレベルの気泡はありませんが(あった場合は即返品で)、細かい気泡が複数入っている事がある様なのです。
実際にアマゾンのレビューを見てみると、確かに気泡が入っているという報告がかなりの数を確認できますので、気泡入りの水槽に当たるの確率はそこそこ高いという事は覚悟しておきましょう。
用途によって球体水槽を選ぼう!
以上が、私が実際に購入して使って見た経験から、オススメする事ができる球体水槽となります。
もし、シンプルなレイアウトで考えている場合は、前半で紹介したGEXの球体水槽を。
多少のレイアウトにチャレンジしてみたい、もしくは生体をある程度の個体数入れたいという場合には、SACHIの最大サイズのガラス鉢をオススメしたいと思います。